けたお’s blog

ある浪人生のつぶやき

大学生😢#1

2021年はあと2ヶ月弱という所まできた今思うこと。最近の自分というと美化された過去に寄せようとする思考に抑圧されていること。というのも音楽だったり自分の考えも、去年に聴いていた、あるいはその時聴きたかったものに寄せてたり、過去の感傷に浸っていることで頭が埋まってる。過去に浸ることは全悪ではないけど、何かそうすることで前に向かって歩いていなかったりあえて逃げて見ないようにしているんじゃないかって気がしてくる。浪人時代はここが人生の分岐点だって自分に言い聞かせてた。浪人を終えた後の見えない大学生を夢見てたし、そこに向かってたから日々未来しか見てなかったと思う。過去のことなんて気にも触らなかった。遠くて近い明るい未来を目指して突き進んでた。その頃の夢をようやく形にして何一つ不自由ない生活のはずなのになにか満足できていない。けど何かと言われても分からない。でもその何かをいっつもいっつも過去と比較してしまうくらいには大きい膿になっている。生活水準?土地?友人?金?恋愛?行動力?音楽?分からないけど何か自分の理想像と離れている。この解決策が分からない。毎日このモヤモヤにうなされる。1人になるといつも考える。誰にも言えないし、言っても分からないだろう。返ってくる答えは「前しかないから前を向こう」だろうな。時間が解決すると思っても時間は有限だし、あっという間だし。これを考えるとへこむ。これを考える時間を減らすことでしか消化できないのかもしれないけど、それしかない。か。明るい未来が全く見えない。

 

 

サクラサク

4月1日。

多くの人がそれぞれの旅路へと発つ日である今日。

浪人生という役を終え、新天地に向かう電車に揺られながら思うことを綴りたい。

 

何を綴ると言っても去年をまるまる振り返るのは辟易するので、去年の自分に対して、意外に大切なポイントを送る体で書こうと思う。

 

 

 

1.

まず、勉強は時間と比例しないということだ。

というのも、浪人生は毎食事・睡眠以外の時間を削って毎日15~16時間勉強しなければならないという通説が存在するが、これはいくらやる気、根性があっても途中で挫いてしまう可能性が高いからである。

また、その長時間本当にフルパフォーマンスを再現できるだろうか。

勉強は質と時間が相互作用することによって初めて効率良く行えるのだ。

 

そのために初めはこれからも継続していける勉強リズムを作り、少ない限られた時間で短期集中して勉強することを心がけるべきである。

 

 

 

 

2.

次に、眠い時は寝る。

高校生と違って授業以外の自習時間が圧倒的に多い浪人生は、その時間内での作業が大半を占めるがそこで思わぬ敵となるのが「睡魔」だ。

それに侵されて頭がカクンカクンして、白目をむき出して、よだれを垂らして、そんな所を他人に見られたらたまったもんじゃない。

勉強にも絶対手がつかないので、そうなったら開き直って寝る!これが最善。

寝ると言っても10~15分仮眠をとる。どうしても寝すぎたりするのが怖い時は散歩。

外に出て音楽聴いたり、空見たりするといいと思う。

 

寝ることも効率いい勉強方法のひとつ。

 

 

 

3.

最後、好きな趣味も大切にする。

個人的にこれが最も重要で、浪人生は本当に毎日が同じことの繰り返しで薄味、薄色、淡白である。そのために常に何か気がかりの中勉強しているが、そんな日々にオアシスとして色を与える。

 

自分に自ら人参をぶら下げてでも頑張って、時には自分の顔色を自分で伺って付き合っていくのが必要なのだ。

 

 

以上三点、これは自分が浪人生として過ごさなければ決して気づくことがなかった事だ。

勢い(やる気、根性)だけでは長期戦を戦い抜くことは難しい。だからこそ、自分に合った戦略を模索しつつコツコツと努力することがより重要になるだろう。

 

 

最終的に泣いても笑っても浪人という選択は一人間としては絶対成長できると断言できる。

これは浪人といういばらの道を自ら選んだ浪人生しか得られない特権だ。

 

今年の浪人生、頑張れ。